真鍋新一

網走番外地 大雪原の対決の真鍋新一のレビュー・感想・評価

網走番外地 大雪原の対決(1966年製作の映画)
3.3
鬼寅親分の偽者が登場するというプロットが気になりすぎて2作品飛ばして見てしまった。石油を掘る老人と娘、その土地を狙うヤクザ、キザな流れ者…舞台こそ北海道でもこれは完全な西部劇。例によって序盤は網走刑務所内でのドタバタで、今回は吉野のオネエ、今回は由利徹もオネエで、加えて佐山俊二の大ボケ爺さんまでいる。牢屋の中でコントが始まると健さんが一切微動だにしなくなるのが面白い。BGMとしてではなく、ちゃんと健さんが主題歌を歌うお膳立てがあるのはちょっとした見どころ。
真鍋新一

真鍋新一