結婚式を目前に控えたソフィー。
ヴァージンロードを顔も知らない父と歩きたいけど、父候補にあがったのは3人の男の人。
一体誰が本当のお父さん?
ABBAのヒットナンバーをベースに構成され世界中で大ヒットとなったミュージカルを映画化。
ギリシャの離島というシチュエーションで女性を取り巻く人間関係をたっぷり凝縮させたなんとも夢のあるストーリー。
舞台版は世界中で大人気でした。
その舞台版の女性陣が演出、脚本、制作をそのまま手がけています。
結婚を控えたソフィーはお母さんの日記を盗み見して、いないと思ってた父親候補が3人いる事を知る。
そんでお母さんの名前で3人に結婚式の招待状を送って・・・父親探しをするお話。
ミュージカルはやっぱりハッピーなのがすき。
登場人物たちのテンションの高さには最初引きぎみだったけど、だんだん愛着さえわいてきました。
みんなが幸せを分かち合って、幸せであれば父親が誰であれハッピーになれるんだと言っている気がしました。
そして女3人組の友情というのは鉄壁だよなあ、という普遍の法則を教えてくれる。
ストーリィはちょっとめちゃくちゃだけど、でも見終わった後なんだかいい気持ちなのです。
元気になるし、海が大好きなのでギリシャの蒼い海と元気な歌、ダンスを見てると気分が上がる映画。
主人公達のパワー、元気、笑顔、画面にあふれる楽しさ、賑やかさ、そしてギリシアの美しい島。
映画を通して余談ですが、生きてるうちに絶対に行きたい国リストがまた増えました。
しかし批評通り、良くも悪くもミュージカルそのままな感じで、かなり大味な感じになっています。
そういう意味では見る人を選ぶ映画ではあるかもしれない。
婿入り前の私としては、お母さんとのやり取りはちょっとしんみりする。。