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大河の一滴のotomisanのレビュー・感想・評価

大河の一滴(2001年製作の映画)
2.1
 惚れた弱みで男に貢いで心をすり減らし自殺した相棒を横目にしたら、よほど相手を試さないと男の見極めはつかないわけか。
 理解できるが、子どもじゃああるまいし扱い慣れた幼馴染の鼻面を引き回し、母親もごまかして、強制送還させられたロシア男の後を追わせるとは、三十近い女に馬鹿な真似をさせるもんだ、新藤も。そうやってロシアくんだりまで出かけて、同行させた幼馴染を待たせた駅に15時までに戻るか戻らぬか瀬踏みさせて当人はどっちに転んでも損なしと惚けるのだろうか。
 中高生レベルのじゃれあいを見せられてるようで見なかった事にしたいくらいだが、馬鹿につける薬の紹介のつもりでバカ野郎と教えてやろうかと思ったら、新藤すでに黄泉の人とな。生き返りませんように。
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