スーパーヒーローが現実世界でヒーローのように振る舞うとしたら、恐らくこうなるんじゃないかなって思うヒーロー映画で控えめなんだけど丁寧なのが一番の見どころだと思います！
MCU映画のような明るいテンポでもなければDC映画のようなシリアスでもないけど、どちらかというと全体の雰囲気はDC寄りかも？
ダンがヒーローになる経緯を丁寧に映していて、信憑性が高いヒーロー映画で新鮮味がありました！ド派手ではないけど、ダンの能力はリアリティあって良かったし、ヴィランとされたイライジャがどのようにしてヴィランとなったかの経緯も面白かった！
ただ、信憑性が高いヒーロー映画として焦点を当てたのか、ダンとイライジャが出会ってから、ダンがヒーローとして活躍するまでに大きな山は特にないのと内面をそこまで深く掘られてはいなかったので、そこで少し退屈するのがマイナスポイントではあるかな。でもコンセプトや最終的にダンがどのように悪を倒すかの紆余曲折は良かったのでミスター・ガラスへの期待感が高まった一本でした！
既にメディアで言われているように、スプリットで"ビースト"ことケヴィンという新たなヴィランが降臨したから、ミスター・ガラスでダンと"ビースト"の闘いやイライジャがどう立ち回るかが凄く楽しみです！
