tjZero

Ray/レイのtjZeroのレビュー・感想・評価

Ray/レイ(2004年製作の映画)
3.7
主人公がミュージシャンになるため、フロリダからバスでシアトルへ。
ライヴハウスの前で知り合った青年との会話。
「オレの名は、レイ・チャールズ。君は?」
「クインシー・ジョーンズ」

もうここで、ヒューッ♪と口笛を吹きたくなる。ジャズやR&Bのファンにはたまらないオープニング。

まあとにかく、レイ・チャールズに扮したジェイミー・フォックスのなりきりぶりが尋常じゃない。
単に外見だけを寄せた”ソックリさん”ではなく、そのソウルまでシンクロしちゃったような神がかったパフォーマンス。
歌声は主に本人の吹替えだろうが、ホントに歌ってるように聴こえる。内面からレイを演じているからでしょう。

美談ばかりではなく、レイの弱い所やイヤな所もちゃんと描いているのもいい。
だからこそ、終盤でいろんな人から許され、受け入れられていく過程が感動的で説得力もある。

若干というかかなり長尺なんだけど、これだけ偉大なミュージシャンの足跡を堪能させてくれたら、あまり文句は言いたくない。
日本人としては、”エリー・マイ・ラヴ”(いとしのエリ―)も聴きたかったけどね(笑)。