ルッコラ

Ray/レイのルッコラのレビュー・感想・評価

Ray/レイ(2004年製作の映画)
3.5
ブルースブラザーズ観た流れで観ておくかと重い腰をあげたけど後悔。

自分にはダメなタイプの映画でした。
ボヘミアンラプソディもそうだったけどあまりにストーリーが重くキツイ。
そしてこれも共通点だけど、重い一方で当然ながら音楽はすばらしく、ライブシーンのエネルギーは凄まじい。
ただボヘミアンラプソディをリピートできなかったのと同様、いかに音楽がよくてももう一度心をここに置きにくる勇気はない。


そしてその心を引き込むリアリティを担保する主役の演技や演出はすごかった。
(エネルギー必要だけど)長さを感じさせないテンポのよさ。
コントラストが強く彩度の高い、きつめの焼けるような映像。
劇的なライティングもよかった。


ただ一方でこれだけ長い釈をとりながらも最後が駆け足でもうちょいちゃんと風呂敷たためたんじゃないかなという気もする。
上記の通りテンポもよかったしあきらかに無駄と感じるようなシーンもないんだけど、それでも長いという。


ブルースブラザーズのレイ・チャールズくらいがすきだな。
ルッコラ

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