007シリーズ一作目。あまりに昔に見たのでなにもかも忘れてた。
ショーン・コネリーはもちろんハンサムなんだけど年取ってからの方がいい。コネリーボンドは女と見ると無闇にフェロモン過剰でなんとなく見てるこっちが恥ずかしい気持ちになってくる（笑）
初代ボンドガールは特にストーリーに関係ないカジノで会った女シルビア、総督の秘書にして敵方のスパイ、ミス・タロ、それからクラブ・キー上陸後に出会う拾った貝を売って生業としているらしい白ビキニの女ウルスラ・アンドレス演じるハニー・ライダー。彼女と会ったあたりからトンチキが加速し始めてけっこう笑った。ロケット打ち上げまで48時間とのタイムリミット完全無視のまず仮眠。そして起き抜けに海辺で女の子をナンパするボンド。案の定警備艇に見つかって「犬連れて帰ってくるからなー！」って親切に教えてくれる敵のひと。犬の追跡から逃れるため川を行くのはわかるとして葦の茎を折って口に咥え水中にひそむというこれは水遁の術wスパイかと思ってたけどまさかの忍者スキルwwwしかもこのシーンにわりと尺使っててこのアイデア監督のお気に入りだったのかもしれないなーと思ったら楽しくなってきた。名前で笑うっていうのグレイグボンドでもあった。ヴェスパーが変わった名前だって言ってた。しかし私の英語スキルではハニー・ライダーのどこが面白い名前なのかよくわからない。父親がドクターノオに殺された後、天涯孤独になり家賃をタダにしてくれた下心ありありの大家に手篭めにされ、その大家を毒グモで殺し「いけなかった？」とのほほん顔で聞く行きすぎたピュアが売りのハニーはホントにあの戦車を竜だと思ってたのか。百科事典のTのとこまできたって言ってたけど戦車の項目まではたどり着いてなかったのか。除染が雑でコワイ。お酒には気をつけてたのにコーヒーはノーガードってなぜなんだ。それからドクターノオの登場遅すぎないか。1時間45分の上映時間なのに出てきたの1時間20分過ぎてた。心配で思わず時計見た。
まだまだ色々あるけどこの辺にして、ドクターノオがボンドに言うセリフの中に「スペクター」って出てきたところが本作のハイライトだった。
おなじみのテーマからジャマイカの音楽、劇伴も面白かった。タランチュラ叩き殺す場面、そこに音つける？カートゥーンアニメみたいでウケた。
それにしてもあの雑な除染ではたいそうこころもとないのでボンドとハニーはイチャついてないで早く病院に行った方がいい。
