アギゴン

ミスティック・リバーのアギゴンのレビュー・感想・評価

ミスティック・リバー(2003年製作の映画)
4.0
この作品は、最初から重苦しい事件からまり、最後も救い難い気持ちになりました。
デイブの人生が悲しすぎて、ため息しか出てこなかった。
真犯人の犯行の理由に余計虚しさを感じてしまいました。救いようのない気分のまま鑑賞を終えました。



〜ちょっとネタバレ〜


少年時代仲の良かったジミー、ショーン、デイブ。いつもの通り遊んでいた三人に忌まわしい出来事が…。被害者となってしまったデイブと救えなかったジミーとショーンの心に深い傷を残してしまう。そのまま三人は徐々に疎遠になっていく。
それから20年以上の時が経ったある日。
ジミーの愛娘のケイティーが殺害されるという痛ましい事件が起こる。
その事が再び三人を引き合わす事に。
ジミーは街でも有名なヤクザまがいな生活をしていたが、家族はとても大切にしていた。ショーンは刑事となって街を守る立場にあった。そして「あの事件」の被害者であったデイブは家庭を築いているも、今もどこか不安定な気持ちのまま生活を送っていた。

ケイティーの事件を刑事として捜査をしていたショーンが真相にたどり着いた頃、父親であるジミーは独自に事件の真相を探っていた。過去に起きた自分たちの忌まわしい記憶と娘の死が交差し、まともな精神が保てないジミーはとんでもない方向へ刃を向けてしまうのだった。
アギゴン

アギゴン