映画の味方あっつマン

真珠の耳飾りの少女の映画の味方あっつマンのレビュー・感想・評価

真珠の耳飾りの少女(2003年製作の映画)
2.8
1665年オランダ。失明した父の代わりに家計を支えるため、画家フェルメールの家で使用人として働くことになった17歳の少女グリート。やがて、その美的センスをフェルメールに認められた彼女は、彼の手伝いをし始める。ついに、フェルメールはグリートをモデルとした製作を決意——。

本作は、原作小説の著者トレイシー・シュヴァリエが「真珠の首飾りの少女」から想像したフィクションであり、史実ではない。

美術や衣装には眼を見張るが、この手の実在の人物をモチーフにした作品がフィクションだと、あまり有り難みを感じられない。

グリード役のスカーレット・ヨハンソンは美しかった。

10月から上野の森美術館で「フェルメール展」が始まるらしいので、見にいこうかと思っている。

ただ、個人的にはフェルメールよりレンブラントの方が好み。