しろにぎり

ぼくの伯父さんの休暇のしろにぎりのレビュー・感想・評価

ぼくの伯父さんの休暇(1952年製作の映画)
3.7
トラフィックからのジャック・タチ2作目。
なんてことないひと夏のバカンスが、コミカルながらどこか哀愁漂う雰囲気で味わい深かった。日本で言うと夏休みに賑わってた海の家を片づける時のような感じ。
最後にユロ氏に声をかける老婦人と紳士との交流が、終わりゆく夏を象徴してて好きなシーンだった。

それにしてもユロ氏と踊る女性のドレスがめちゃくちゃ可愛かった。あと絵の具のバケツが波でフラフラ動き回るところ、もしカメラ長回しの無加工だったらすごい画だと思った。ボート真っ二つからのジョーズ的なシーンも好き。
海辺のホテルに長期滞在なんて羨ましい。バカンスしたい。
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