癒しの逸品。
こんなに人間を表現している作品は少ないんじゃないだろうか。
普遍性のなかにチクリチクリと皮肉が混じり、でもちゃんと愛情が見え隠れする。
モノクロなのに空と海の色を感じるのも不思議。
ほ…
ユロ伯父さんシリーズ♪
ユロ伯父さんが海辺の避暑地にバカンスにやって来ます。
そこで起こる小さな小さな珍事件。
この前観た『ぼくの伯父さん』より前の作品なんですね。
こちらはモノクロ。
前回のあ…
物に演技をさせる。物が動くことだけで笑いを取る。人さえも物として撮る。
同時代のどの映画よりも環境音が小さいのは、物が演技したときの音を際立たせるためなのだろう。環境音の小ささ、そして人を物として…
コメディーのドキュメンタリーみたいな?観客がツッコむことを想定してないというか。それがチャップリンなど色々と違う。あと、ユローだけが面白いわけではないところ。
ドアの音が面白かった。ヴォン。あとテ…
1953年 仏 ジャック・タチの長編第2作
ルイ・デリュック賞、米国映画批評会議賞
この作品でユロ伯父さんが初登場。
夏のバカンス時期、オンボロ車をヨタヨタ走らせ海辺のリゾートに向かうユロ氏と、リ…
優雅な音楽に軽妙洒脱な笑い。
チャップリンやキートンと比べることにあまり意味はありませんが、派手な追いかけっこのような身体を張ったドタバタはありませんが、絶妙なタイミングのズレを生かした笑いは引き…
(c) Les Films de Mon Oncle - Specta Films C.E.P.E.C.