龍馬

大陸横断超特急の龍馬のレビュー・感想・評価

大陸横断超特急(1976年製作の映画)
4.2
龍馬のマイコレクションシリーズ第4弾!
棚から引っ張り出して観た作品は1976年に大ヒットした映画です。

舞台はロサンゼルスからシカゴを突っ走る大陸横断超特急。
その中で殺人事件が発生!

偶然その殺人現場に出くわしたために、組織の陰謀に巻き込まれてしまう
お話です。

劇場公開時は、ラストのパニックシーンをメインに打ち出していたが、実はサスペンス・コメディーなんです。

サスペンス・ロマンス・パニックと映画の面白さを全部、詰め込んだような作品なんですが、通常なら失敗するケースが多い中、見事にブレンドされているのです。

本当に面白く、笑えます。
恋するヒロイン(ジル・クレイバーグ)を守るために悪戦苦闘する、主演のジーン・ワイルダー。

3回も電車から落っこちるなんて、あまりものマヌケぶりに爆笑です!

監督は「ある愛の歌」のアーサー・ヒラー。
音楽も「シェルブールの雨傘」のヘンリー・マンシーニ
脚本は「ファール・プレイ」のコリン・ヒギンズ

と最高のスタッフ陣だから、面白くないわけがありません。

TVでも放映された時も「宇宙戦艦ヤマト」の古代守の声優や、映画の吹替えでは007のロジャームーアの故広川太一郎さんで絶賛され、DVDのセル版には、TVバージョンが入っているのでファンには嬉しいです!

ただの笑って終わりのコメディだけでなく、
今、見ても面白い名作だと思います。
龍馬

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