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夢のバスにのってのCのレビュー・感想・評価

夢のバスにのって(1988年製作の映画)
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渋谷のTSUTAYAにて、昼間から赤ワイン飲んで酔ってセレクトした本作。2/10。ペルーの映画は「悲しみのミルク」以来、2作目だ。


主人公の少女フリアナは継父に嫌気がさし、家を出る。そして彼女はバスで歌う仕事をするべく、少年になりすますことを決意し、仲間たちと働き出すのだが…


暴力を振るうだとか、働きもしないだとか、ろくでもない大人と暮らしていて、だからこそ、子供なのに自立せざるを得なくなるというか、彼らは働かざるを得ない状況にある。どんな理由であれ、子供たちがそんな状況にある事実。恵んでもらえるのはほんの少しのお金だけ(それも時々)、誰かが彼らを気にかけたりするわけでもない。足りないもの、それは夢だと言ったけど、夢だけじゃなくて、きっとたぶん、彼らにはもう少し愛が必要なんじゃないかな。彼らを乗せた夢のバスが、どうか愛と笑顔でいっぱいの、しあわせ溢れる空間でありますように。




※それにしてもvhsの状態がひどく、後半は不快な音が混ざりながらの鑑賞だった。渋谷のTSUTAYAで借りられる方がもしいられましたら、その時はご注意を。。
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