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ボウイ&キーチのtのレビュー・感想・評価

ボウイ&キーチ(1974年製作の映画)
4.5
左方向へ移動していく車と2人の男が漕ぐ小舟が合流し、運転手の馬鹿話を黙らせ強盗たちの冒険が始まる、至高のオープニング。キース・キャラダインとシェリー・デュヴァルの逃避行だけでも素晴らしいのに、ラジオとコカ・コーラを通してアメリカという「泥棒」への批判的な目配せも欠かさないアルトマンの毒。「暗黒街の弾痕」「夜の人々」「拳銃魔」「俺たちに明日はない」いずれとも交わらない全くオリジナルな味わい。
安楽椅子、銀行強盗ごっこ、ベッドシーン、脱獄シーンも最高。
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