ピト

エアベンダーのピトのレビュー・感想・評価

エアベンダー(2010年製作の映画)
2.3
【自分ルール】とは、自分で勝手に決めた自分専用のルールである。

「白線の上だけ歩いて登下校」
これは最もポピュラーな自分ルールで、恐らく誰しも経験あると思います。
では、もし白線の外を歩くとどうなるでしょうか?
答え=死にます。

「○○できないと死ぬ」「○○やめると死ぬ」
これが自分ルールの一番の特徴であり最も恐ろしい所です。
これはHUNTER×HUNTERにおける"制約と誓約"と同じシステムを採用しています。

HUNTER×HUNTERと違う点は、ルールを守って得られる代償が「なんかいいことある」とかめちゃくちゃバックリしてる点であります。


《警告: この先チェーンメール以下の文章が無限に続きますので、ついここまで読んでしまったシネフィルのみなさんは、今のうちに幸せな家族の元にお帰り下さい》


かく言う私も、小学生の時に決めた自分ルールがあります。
これはかなりエクストリームな自分ルールなので、恐らくみなさん初耳だと思います。
はたしてその自分ルールとは…………ジャーン!

「新聞の四コマ漫画は、テレビ欄を読んだ後じゃないと読んではいけない」だ!

………コホン。えーと…読んで字の如くです…。

「テレビ欄に目を通さないと四コマ漫画を読めない」と言う、あまりに地味過ぎる自分ルールの為、世に存在を知られていない闇の掟である。

新聞といえば四コマ漫画とテレビ欄の二択しかない、コボちゃん大好きの公立小学生ならではの自分ルールなのだ。

真っ先にコボちゃん読みたいのに、テレビ欄に目を通さないといけない残酷すぎる制約。
たまに正月など、いつもと全然違う面にテレビ欄が移動してる日は、先に漫画を見ないように細心の注意が必要なのだ。

しかも驚く事にこれが、すっかり大人になった現在も継続中と言う闇の深さである。

なぜかと言うと、破ると死ぬから。

やめ時を見失うと一生やり続けなくてはならない点も、自分ルールの恐ろしい点なのだ。

私の自分ルールの制約期間からすると、クラピカ並の念能力が蓄積されてる筈である。
ちなみに私の念能力は、緊張すると手汗、脇汗を滝の様に発することから、恐らく放出系の使い手と考えられる。


そんな私が今、新たな自分ルールを発動しているのをお気づきだろうか?

それは「シックスセンスからヴィジットまでの、シャマラン作品を全作制覇するまで毎日観る」
観れないと死ぬ。全部観るとなんかいい事ある。

これが新たな自分ルール、
【シャマラン全部観るまで帰れま10】だ!

本当はシックスセンスの前に一作撮ってるが、
近所のTUTAYAに在庫がないので当然知らないフリだ。
このアバウトさも自分ルールの特徴だ。
なにしろ自分こそがルールだ。
誰にも文句は言わせない。

だがそれだと9作品になり帰れま10にならないので、監督作じゃないが製作原案のデビルを借りるという念の入れようだ。ぬかりはない。

こうしてシャマランマラソンはスタートしたのであった…


なぜ、こんなしょうもない事をだらだら書いてるかと言うと、そんなのエアベンダーがクソつまらなかったからに決まってるだろ…!

分かってたよ…これがつまんない事は。

filmarks見ればすぐわかるもん。☆2.5だし。

でも、まさかこれが3部作の第1章だとは思わなかったよ。
本気で続けるつもりだったの?
こんな3倍速の早送りみたいなストーリーを。

とにかく話がつまんない上に、説明不足でよくわかんない。
シャマランが撮る意味がまるでない。
同じファンタジーだったら、レディインザウォーターの方が100倍面白かったよ。


つらい…
今週ずっとシャマラン観てるのだが、ここ数日すこぶる調子が良くない…
特にこの一作のダメージはデカかった。
次作も強敵、アフターアース…
もうやめたい…

もしシャマラン制覇の途中でレビューが途絶えたら、そういうことだと思ってください。

エアベンダーと同じく第1章で散っていったと…
ピト

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