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トラスト・ミーのnagashingのレビュー・感想・評価

トラスト・ミー(1990年製作の映画)
5.0
エイドリアン・シェリーふたたび。はすっぱ女から聖母へのジョブチェンジがヤバい。遊び人→賢者なメタモルフォーゼ。やぼったい眼鏡っ娘ルックもあざとかわいくて死ぬ。基本的にアニオタなので母性と少女性を同時に体現されると弱い。音楽の使いかたや編集のリズムなどは完全に前作のスタイルを踏襲。ロケーションもいっしょで常連キャストも大集合。ピュアでエキセントリックな連中を彩る群青の夜は、やっぱり妖しくてメランコリック。名盤の二番煎じでしかない次作が妙に気に入ってしまうのに似た好印象。マーティン・ドノヴァンの落下だけはどこかで完遂してほしかった気が。
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