Nちゃん

トラスト・ミーのNちゃんのレビュー・感想・評価

トラスト・ミー(1990年製作の映画)
4.0
16歳の少女マリアは妊娠して高校を中退することに。
怒る父親を平手打ちするマリアだったが、その直後に父親は心臓発作で死亡し、彼女は母親に家を追い出されてしまう。
一方、父親と暮らすコンピューター技師の青年マシューは、上司と衝突して仕事を辞めてしまう。
偶然出会ったマリアとマシューは互いに惹かれ合い、ともに生きることを決意するが、マリアの家族やそれを取り巻く環境が2人の仲を離そうとする。


ずっと何か起こりそうなふわふわとした雰囲気が漂っているそんな作品。
冒頭のシーンとラストシーンで、マリアの爪が短くなっていること(ネイルから自爪に)、眼鏡をかけていることからマリアがマシューと出会ったことで変わったんだなと。

このセリフいいなあ。
「尊敬や信頼が愛を上回る」と言ったマシューに「愛が尊敬や信頼と同等と認めるなら結婚するわ」と言ったマリア。
愛や尊敬より絆で結ばれていたかったのかもしれない。

もっといろんなシーンにそれぞれの変わった所が隠されていそうな気が、一回見ただけじゃわからないが何回観ても観たいと思える作品でした。
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