MiYA

オーシャンと十一人の仲間のMiYAのレビュー・感想・評価

オーシャンと十一人の仲間(1960年製作の映画)
3.0
後年のリメイクに較べると、とにかくメンツが地味。フランク・シナトラとサミー・デービス・ジュニア以外は、誰が誰だかわからない。これは厳しい。4カ所のカジノを同時に襲うという大胆な犯行にはわくわくしますが、メンツが地味なせいでいまひとつ盛り上がらないのです(チョイ役のシャーリー・マクレーンの酔っ払い演技は可愛かったですけど)。

もう一つ、リメイクと大きく違うのはエンディング。殺人でも強盗でも、犯行それ自体より逃走経路の確保のほうが難しいというもの。こういう虚しさなが残るエンディングも嫌いではないですが、ちょっと杜撰すぎるよなぁ。
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