ニクガタナ

スリーピー・ホロウのニクガタナのネタバレレビュー・内容・結末

スリーピー・ホロウ(1999年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

全篇薄暗く不穏で鬱鬱とした雰囲気に酔う怪奇事件捜査ゴシックホラーミステリー。実にティム・バートンらしいキャスティング。信じてないはずの亡霊に怯えまくり、気絶したり寝込んだりの間抜けな捜査官イカボッドを演じたジョニデの芝居が愉快。「ヒルコ」の沢田研二みたい。ヒロイン演じた本作のクリスティーナ・リッチは特にかわいい。ティム・バートンがデザインする目の大きな女性アニメキャラをまんま実体化したみたい。首無し騎士の馬、剣、斧さばきがいちいちきまってカッコいい。木の根元からの迫力ある現れ方が、いろいろセンス良く表現技術ハイブリッドさせてて見事。首のはね方もどれもよく工夫して魅せてくれるなぁ。美術、衣装が完璧。村の事件関係者人物相関が分かりづらいのが難。最後事件の首謀者が死人の国に連れてかれてスッキリ。ハッピーハロウィン!
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