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ふしぎの国のアリスのWiのネタバレレビュー・内容・結末

ふしぎの国のアリス(1951年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

お話自体は絵本で見るそれと大差ありませんが、子供が見るには少し毒々しいとも取れる色の使い方が本当に素敵です。
アリスは全てにおいて完璧なヒロインでありません。我儘だし、高慢なところもあるし、好奇心も旺盛で後先を考えません。でも、だからこそ等身大の女の子としても魅力がたっぷり詰まっているのだと思います。

特に好きなのは「きらめく昼下がり」を歌うシーン。それまで和やかにアリスと歌を楽しんでいたのに、アリスを雑草と勘違いする、早々に庭園から追い払ってしまう花達の変わり様は、少し怖くて何故だか物凄く印象に残っています。(印象的だったから好きになったのかな?)

私の中で「不思議の国のアリス」といえば、ディズニーのこの作品が真っ先に出てくるほどに、本当に小さな頃から繰り返し見てきた作品です。
(多分、最初に見た時はVHSでもなくレーザーディスク版だったと思います)
日本語版アリスの吹替えを担当されてる土井美加さんは、アリス以外にも色々なディズニー作品で活躍されてますが(ウェンディ、クリストファーロビン、アッタ姫、デイジー等)、アリスの真っ直ぐで少し高飛車な女の子の声がとても可愛らしくて大好きです。
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