これもまたいいな。
「スタンド・バイ・ミー」に似てるな。
子役のお遊戯会に似たようなフレッシュなエネルギーと三國連太郎のウイスキー20年物のような熟された味がとてつもなく効いてる。
思い出の記憶や…
死ぬ、って、悲しいよね。なんで死んでしまったんや……って、なるよね。でもそれって、お互い幸せな事なんだよね。
私が映画を観る理由は、感情を体験出来るから。こういう映画を観る度、今、自分の人生だけじゃ…
初めは、死んだらどうなるのか?から始まりだんだん、近所に住む老人との交流が深くなっていって、おじいちゃんが住むおんぼろの家の庭の雑草を引っこ抜いてあげたり、洗濯物を干してあげたり、障子の張り替えや窓…
>>続きを読む大筋としてはどこまでも普通の良い映画に終始していると思うが、そこを構図で一捻り加えてくるのがとても良い。相米作品の子ども達はえてして不思議な体験をするものだが、そこには我々が忘れてしまっている過去の…
>>続きを読む最後の抒情派、相米慎二ウィーク③
老人に子供とそれだけでもう定型の「イイ!」になってしまうのでまともな評価はできないのよ~。そもそも「ニューシネマパラダイス」だってそうだし日本だったら「西の魔女が…
夏の相米慎二祭り第三弾
愛があるからこそ死を実感するんだろうな、ってことを考えた。
夏、大雨、少年少女といういかにもな相米節だが、ションベンライダーよりも物語を紡ぐことにベクトルが向いている。長回し…
冒頭から早速の豪雨に見舞われたかと思えば、赤く染まる夕日に照らされたロープウェイの美しさは暴力的。プールに浮かぶ四人と水面の反射がアニメーション次元の煌めきで恍惚。『お引越し』で田畑智子が「おめでと…
>>続きを読む瑞々しい生をもて余すがゆえに、死への興味を掻き立てられる子供たち。彼らは近所のボロ家に住む死にかけの三國連太郎との交流を経て、生と死の表裏性を自覚していく。雑草をむしり、障子を張り替え、朽ちた家をみ…
>>続きを読む初鑑賞
舞台は神戸
夏休み、友 3人
塀、川、橋
草の緑
黄色の雨樋
赤い花
ブランコ
風
風雨
死にそうな人間の死を「観察する」禁断の遊びを目論む少年たちと老人との一夏の関係を鮮烈に描いて、相…