新作を観るために予習とか復習はしない方なんですが、今回ばかりは前作を30年以上前に観たきりなんで一応事前にもう一度鑑賞。
1作目のキャラもけっこう出ているようだし、
観ました。いや~バカバカしい。
たしかにこんな映画でした。いろいろと思い出しました。
CGの無い時代のこの手作り感が学祭のノリでイイですね。
バカバカしいのは決して嫌いじゃありませんが、
こりゃあ・・・忘れても無理はないか。
しかし、なかなか豪華キャストだったんですね。
アレック・ボールドウィン(当時30歳)は近年の『マザーレス・ブルックリン』あたりは悪役を絵に描いたような面構えになっていましたが、本作では逆に善人を絵に描いたように爽やかニコやかな青年。よほど苦労したんでしょうか(今も苦労しているようですが)、ほぼ別人です。
本作の2年後には『レッドオクトーバーを追え!』でジャック・ライアン役に抜擢されましたが、後にその役をハリソン・フォードに取られたあたりから苦労が始まったのかも・・・
ジーナ・デイヴィス(当時32歳)は『ザ・フライ』と『偶然の旅行者』にはさまれた時期の作品。この後90年代は快進撃が続きます。
この2年後に同じくバートンの最高傑作『シザー・ハンズ』に出演するウィノナ・ライダー(当時17歳)は、新作(52歳)の予告編でもあまり変わったように見えないのが驚異的。
マイケル・キートン(当時36歳)は同じくバートンと組んで大ヒットした『バットマン』の前年なのでこの時はまだダレ?状態。バスター・キートンなら知ってましたが。
顔面白塗りキャラは36年分の劣化をごまかすには一番有利か。
本作の大ヒットにより、バートンは『バットマン』の監督に大抜擢。
しかし、本作のノリはとくに日本では一部の層にしかウケなかったと思いますけどね。
公開当時、ギャグ監修として所ジョージが字幕の日本語訳に参加して話題になりました。
そのときの「バナナボート」の“胃と手、胃と手~♪”の珍訳はそのまま今も現役字幕ですが、新作でも使うのか?