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ビートルジュースのRのレビュー・感想・評価

ビートルジュース(1988年製作の映画)
2.7
幼少期に見てヒーヒー笑い転げ、多種多様なSFXに魅了され、何度も何度も見てた映画なので、かなり期待して見たんやけど……んー。なかなかのletdownやったー。ちょーお気に入りのでっかい一軒家に住んでるラブラブカップルが、突然交通事故で死んでもーて、幽霊になってうちに帰って、死んでるってことに最初気づかず、なんかおかしい…ってなってるらへんは結構おもしろい。めちゃめちゃ若いアレックボールドウィンがイケてない感じの若者を演じてるんやけど、やっぱ色男が隠しきれてないし、ジーナデイヴィスはこの頃めちゃめちゃチャーミング! で、あれー自分ら死んだんやーって気づいた頃、売りに出された自分らのお家をヤッピーパパと似非芸術家ママとゴス少女の一家が購入してズカズカ入って来て、内装をガラリと変えようとしてる。何とかしてそいつらを追い出したいふたりは幽霊のふりして怖がらせようとする。って流れ。死後の社会を司る役所に行くシーンがあって、変な幽霊たちがたくさんいらっしゃり、昔はそれが楽しくて仕方なかったけど、今見ると、まぁまぁくらいやった。けど、あの婆さんの存在感は素晴らしいっす。中盤から後半にかけては、特にエモーショナルな流れがあるわけでもなく、ガチャガチャしたコミカルな騒ぎとまぁまぁ楽しい特殊効果があるくらいで、面白味に欠けるなぁと思った。特にタイトルになってるビートルジュースのキャラが全体の雰囲気から異様に浮いてて、見た目汚いしテンション高すぎるしウザかった笑 マイケルキートンなんやね。あとねー。字幕がちょっとどーなんでしょこれ、悪ノリしすぎ? 心が痛むくらい寒々しいところが。特に、バナナボートの字幕…😰 シーン自体がそもそも変すぎるから字幕は普通で良かったのに…会社の要望やったんでしょうかね…全体的にそーやねんなー、画が十分変やから字幕そんなに頑張ってギャグに走る必要なくね?と思った。元のセリフと全く関係ないとこすらあるし。あと最後は結局何? ハーモニー? どうせなら全部殺してほしかったわ、と、文句を並べたてたけど、好きなとこをあげると、謎の砂漠の大蛇シーンと、似非芸術家オカンの性格わるそーな感じと、終盤のコープスブライドシーン。口に関するシーンは大体面白かった。まー全体としてはやっぱ、子どもが見るのには最適な映画なんやろなと思った。すでに大人となったわたし個人としては、いまいち。いまいち過ぎる。ぬるい。もっとスパイシーじゃなきゃ満足できぬわ!
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