たけちゃん

ビートルジュースのたけちゃんのレビュー・感想・評価

ビートルジュース(1988年製作の映画)
4.1
生者に気を許すな!


ティム・バートン監督 1988年製作
主演マイケル・キートン


勝手にお知らせシリーズ「今日は何の日」
本日、9月5日はマイケル・キートンの誕生日です。
あっ、今週はちょっと忙しくて、レビューが開きました。コメントの返信も遅れてすいません😭


【マイケル・キートン】
1951年9月5日、ペンシルベニア州コラオポリス生まれ。本名マイケル・ジョン・ダグラス。確かにその本名は芸名にするしかないわ!
今日で69歳ですか?若いなぁ(^-^)

僕のマイケル・キートンとの出会いは、そのまま今作の「ビートル・ジュース」なんです。ティム・バートン監督が好きだからですね。
でも、このビートル・ジュースのイメージが強烈なので、次に「バットマン」役をすると聞いた時は驚きました~( ¯−¯ )フッ
やっぱり、当時の映画会社もマイケル・キートンのバットマン役には否定的だったと言うので、それほど、このビートル・ジュースのインパクトが凄かったんですよね。

ただ、僕らはもう知っていますが、マイケル・キートンって、めちゃめちゃ演技派なので、「バットマン」のブルース・ウェイン役にビートル・ジュースの影なんて微塵もなかった( ˘ ˘ )ウンウン
すごいですよ。

ついに、というか、とうとう、と言うべきか、2014年に「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」で、アカデミー賞作品賞を取った作品で主演でしたね。本当は主演男優賞もあげたかったよ( ˘ ˘ )ウンウン
ちなみに、その時、主演男優賞を持ってったのは「博士と彼女のセオリー」のエディ・レッドメイン。






さて、映画です。
オープニングから、もう、ティム・バートン印。
やっぱり音楽が良いんだよね~。
安心のダニー・エルフマン。

ティム・バートン作品はどれもオープニングが本当に良いんだけど、今作もね。
「シャイニング」ばりの空撮が、まさかの模型!
素晴らしすぎます( ˘ ˘ )ウンウン

そこからなんと主演2人が……(笑)
サイコーですね(ˆωˆ )フフフ…


不慮の事故で死んでしまったメイトランド夫妻の家に越してきたディーツ一家。なんとか彼らを追い出そうと驚かすも効果なし。そこで、霊界のバイオエクソシスト、ビートル・ジュースを呼び出すと、事態はよりしっちゃかめっちゃかに……



今作って、絶対「アダムス・ファミリー」に影響を与えているよね。でも、ティム・バートンは闇があるので、「アダムス・ファミリー」ほどのコメディ的楽しさは出てないかなぁ。悪趣味だもんね(ˆωˆ )フフフ…ソコガスキ

それにしても、何十年ぶりで観ましたが、全くストーリー覚えてなかった(笑)
特に、前半!
ビートルジュースのキャラがサイコーで、それしか記憶になかったもんね(ˆωˆ )フフフ…



BETELGEUSE → Beetle Juiceに
最高ですね、マイケル・キートン。
もう、ノリノリでやってます!
今回、見直してたら、キャラや動きが「MASK」のジム・キャリーに似てましたね。ジムが今作を参考にしたのかな?


不慮の事故で亡くなったメイトランド夫妻
夫のアダムはアレック・ボールドウィンが若い
少し間抜けな3枚目風で良いよ( ˘ ˘ )ウンウン

そして、妻のバーバラがジーナ・デイビス。
はぁ、ジーナ可愛いなぁ😆
この頃が1番好きでした(*^ω^*)


そして、亡くなった夫妻の家に越してくるディーツ一家。
娘のリディア役がウィノナ・ライダー。
クリスティーナ・リッチに負けないゴスロリ少女役で、ピッタリ!
まだ「シザーハンズ」に出る前。
というか、今作に出て気に入られたんだよね。


父親のチャールズが、ジェフリー・ジョーンズ。
彼はいい味出してるなぁ。
顔の表情が大好き!
過去の出演作では「アマデウス」の皇帝役とか良かったよね~。
でも、ちょっと事件を起こして、今は露出がありません😂


奥さんのデリア役はキャサリン・オハラ。
あの「ホーム・アローン」のお母さんね。
このデリアは芸術家役なので、越してきて家を改装するんだけど、個人的にはそれがなんとも好きでした。オシャレよね(ˆωˆ )フフフ…


なかなかの個性的な役者揃い。
映画もヒットして、ティム・バートンも売れっ子の仲間入り。
ちょっと古いけど、楽しいダークコメディです。




そして、音ネタ💩ウンチクンです!
ダニー・エルフマンの音楽も最高ですが、他に使われている曲もいいですよね~。
それがハリー・ベラフォンテです。

ハリー・ベラフォンテは「We Are The World」を発表したUSAフォーアフリカの提唱者としても知られる知る人ぞ知る歌手です。公民権運動にも積極的に参加し、あのキング牧師の活動も支援していました。


オープニングでアダムが出てくるシーンで流れるのが「Man Smart (Woman Smarter)」です。この曲は、この後紹介する「Day-O」も収録されたアルバム「Calypso」に収録されています。
アダムはカセットでも聴いていましたね。


初めてビートルジュースが出てきて、ディーツ夫妻らにカリプソダンスをさせる場面とか最高よね。
その曲がハリー・ベラフォンテの歌う「Day-O」、別名「バナナ・ボート」ですよ。
この場面の前に、死んだアダムとバーバラが家の掃除をする場面でも流れていました。
1956年に発表されたこの曲は、ハリー・ベラフォンテを一躍スターに押し上げた大ヒット曲で、日本でも江利チエミさんや浜村美智子さんなどがカバーしてヒットしましたよ。


エンディングで使われるのは、同じハリー・ベラフォンテの1961年に発表された「Jump in the Line」です。こちらもノリノリで最高ですね。

ジム・キャリーの「MASK」の「Cuban Pete」なんかは、絶対にこの映画の影響だと思いますよね。どちらも最高のラテンナンバー( ˘ ˘ )ウンウン


他に「Sweetheart From Venezuela」も映画で使用されていました( •̀ω•́ )و✧



マイケル・キートン、やっぱり最高ですね。
個人的には、やはり「バットマン」が好きですが、最近のヴァルチャーももちろん好き。
「スパイダーマン」の続編に再登場の予感だし、ますますの活躍を期待しています( •̀ω•́ )و✧
マイケル、お誕生日おめでとう🎊🎊🎊🎊