このレビューはネタバレを含みます
人間は極度の恋愛状態に陥ると2-3年間は相手の欠点が全くといっていいほど見えなくなりチンパンジー状態になると言った脳科学者がいた。それは一種の洗脳状態とも言えると思う。
もしそれが事実だとすれば熱くなっているカップルほど知り合って2-3年すれば洗脳状態が解けてしまうため所謂燃え尽きてしまう可能性が高くなるのかもしれない。もちろんすべてがそうなるとは限らないのだろうが。
この映画では結局はそれぞれが違う人と寝てしまうという結果になってしまった。現実的に意外と身近な場所で悲惨な結末を私は多く見た。
結局のところ結婚相手は出会った最初のときに冷静にならなければ悲惨な結果が訪れるということでもあるような気もする。実際に監督本人に聞いてみないとわからないけど、この作品はそういったことを警告しているようにも私は感じた。
ハッピーエンドで終わる映画は観る人の願望を満足させてくれるがこういった映画も俺は個人的に好きだ。
あとこの作品を見てレオナルド・ディカプリオは単にいい男というだけではなく演技が上手すぎるということを改めて知った。
この映画はもの凄く重い内容の映画でかつ見終わって少し胸糞悪くなった部分もあったけど、それ以上に胸に突き刺さるものが俺にはあった。見てよかった。