薄

マリー・アントワネットの薄のレビュー・感想・評価

マリー・アントワネット(2006年製作の映画)
3.1
綺麗な映像とミスマッチの音楽で楽しめた。この監督の作品は色彩も女優の顔も描き出す心情も全部淡い感じなのが良い。

史実をなぞってはいるがあんまり実際のマリー・アントワネット本人を描く気はなく、マリー・アントワネットをモデルにした世間から隔離され、子供のまま大人になった孤独な女性の姿と心情を描きたかったのではないかなあという気がする。つまりいつものソフィア・コッポラ作品。監督じゃなくてマリー・アントワネットに興味を持って映画見た人は不満に思うかもしれない。
薄