DelayMan

ストップ・メイキング・センスのDelayManのレビュー・感想・評価

4.5
監督は羊たちの沈黙のジョナサンデミ
1984年TALKING HEADSのspeaking in tonguesツアーを映像化

デヴィッドバーンが1人でステージに登場しラジカセをリズムマシーンにしてアコースティックギターをかき鳴らす
そこに1曲ずつベーシスト、ドラマーが加わりギタリスト サポートキーボード、ギター、パーカッション、コーラスの2人が加わり9人編成となってからはファンキーなリズム隊にギターのカッティングが乗っかりそこにパーカッションとキーボードが絡み合ってアフロビートとロックを融合させメンバーのエネルギーを爆発させた唯一無二のグルーヴをノンストップで鳴らし続ける

ステージ背景にプロジェクションマッピングのような映像やメッセージを映したり、メンバーが演奏しながら踊ったり、デヴィッドバーンがブカブカの大きいスーツを着ていたりとアメリカンユートピアでも発揮していた40年近く前とは思えない芸術性も感じた

メンバーの演奏力が凄いがサポートギターのAlex Weirが特にギタープレイもステージング飛び抜けてカッコ良かった

ライブ映像としてもバンド全盛期の圧倒的なステージ
アメリカンユートピアでも演奏していた曲も数曲演奏しているので2作合わせて観るとさらに楽しめると思う
DelayMan

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