ニコケイとサイモン・ウェストのタッグなだけでもう面白いw
妻を守るべくして殺人を犯してしまったキャメロンは、懲役中に生まれた娘の七回目の誕生日に出所する事に。しかし彼が乗り込んでいる囚人の輸送機がハイジャックされてしまうというストーリー。
クソ若いニコラス・ケイジ！ロン毛のニコラス・ケイジ！と当たり外れがそこそこデカいニコケイの主演作の中でも面白い作品。まず娘に会うという明確なゴールが提示されてからの凶悪犯とのドンパチなので分かりやすい。でも印象には強く残る。そこが90年代アクションの素晴らしい点ですね。
単純明快なだけでなくキャラクターがそれぞれ魅力的、これこそが面白い映画にあるべき要素ですね。一人一人が前科やら思惑があって楽しそうにハイジャックして暴れ放題。これに対してドンパチ奮闘のニコケイ、面白くならない筈がない材料を持て余さないのが本当に最高。
あとはこの時代の映画なだけあって、火薬量や破壊規模が尋常じゃないwww 車を落下させて大破、ベガスに飛行機を突っ込ませる等、事ある毎に何かが破壊されるおかげで全く飽きない。やっぱりアクションはこうでねえと！な勢いはこれからも大事にされるべきです。
ロン毛ニコケイもいいですが、今となればどうやって撮影したんだろ...と思える点も多い映画はどんな内容でも必ず面白くなりますね。
