電気羊

悪太郎の電気羊のレビュー・感想・評価

悪太郎(1963年製作の映画)
3.0
東京で文学作家を目指すワルを気取った学生の物語。とは言え、主人公がワルといっても弁は立つが、それ以外は親の経済力なしでは何もできない金持ちのボンボンなのでただの餓鬼という感想しかない。ワルとは「愛と誠」の大賀誠のように独立自尊の精神を保った誇り高きワルを言うんだよ。まあ、だが、しかし。青春の光と影的な描写は切なくもあり、本当の恋愛は霊肉一致という恋愛論には同意する。本当に愛するということはプラトニックだけでも肉体的な繋がりだけでも成立しない。恋愛とは愛あるセックスと同義なんだ。