ゆっきー

山猫リュシュカのゆっきーのレビュー・感想・評価

山猫リュシュカ(1921年製作の映画)
4.5
大傑作。
イケメン司令官とそれと敵対するはずの山賊の山娘が恋する話。

カットごとに画面のフレームの形状が違うが、ただの前衛ではなくきちんとエモと連動したフレームの形になっている。

イケメン司令官(禿げててどの辺がイケメンなのか?と思うが)が女子の大群衆に囲まれるシーンとかキートンっぽくてすき。
オープニングの軍隊の朝のシークエンスも笑える。

結婚が嫌で、雪山をごろごろ転がった司令官が山賊の娘に偶然ぶつかるシーンのむちゃくちゃさが大好き。そのあと二人でごろごろ転がるのも可愛いし、帽子があとを追って転がってくるとことかもちょー可愛い。ラストの涙の川には驚いた。
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