おとなのみほん

三人の妻への手紙のおとなのみほんのレビュー・感想・評価

三人の妻への手紙(1949年製作の映画)
4.5

老若男女誰もが心惹かれてしまう才色兼備、容姿端麗、上品さを持ちながらいつだって低姿勢。気遣いを忘れぬこの街憧れの女性、アディ・ロス。
仲の良い三人の妻の会話にも、その旦那の会話にも、決まって話題が上がるアディ・ロス。
ある日、忽然と彼女は姿を消します。そしてアディ・ロスから三人の妻へ宛てた手紙が届くのですが、そこにはなんと「今夜、三人の中の誰かの旦那様と駆け落ちします。」と書いてあり………。
三通の手紙、正装をする旦那達、第一週目の土曜日。

今夜消えるのは、誰だ?



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久しぶりに前傾で映画を観てしまった!

現代ミステリー映画なんかは、飽きさせない為にヌードやアクションなんかを挟んで来るけど、だからこそ逆にゆったり座って流し観れちゃう傾向が私的にはあって。それより本作のような古典ミステリーが好みな私としては、もう面白くて面白くて仕方がなかった!
絵面は地味だけど、何が悪い!
いいぞいいぞー!


原作は五人の妻への手紙と言うものを三人に削っての映像化にした訳だけどこれが、ひっじょうにすっきり纏まって居て、無駄を削いで必要な道筋だけを残すことで表現の幅も広がり、且つわかりやすい!
だからと言って簡素過ぎずユーモアも絶妙な味付けで加えられているのが自分の好みにはまったのもあるがこんなに体感時間の短い映画は久々だったなあ。
予習なしで観て欲しい一作!