Naoya

ソウ5のNaoyaのレビュー・感想・評価

ソウ5(2008年製作の映画)
2.6
ジェームズ・ワンとリー・ワネルの生み出した、ソリッド・シチュエーション・スリラー作第5弾。本作でも残虐なゲームが進行されていくが、グロ描写路線が強くなっており、その点での魅力は高いが、良くも悪くも大きくなり過ぎた内容ではある。ゲームの被験者と同時に、ジグソウについても描かれ、様々な伏線、小ネタも回収され、より前作(1~4)の深みを知ることができる、メイキングのような構成は上手い。ゲームよりかはそちらがメインで、その点はより深みが増す内容で面白みがある。ジグソウのカリスマ性は高まる作品だが、シリーズとしては新たな路線の内容になってます。結末のインパクトは弱く緩めで、全体的な緻密さはないが、シリーズ通しての作品と思うと重要な場面は多々ある。(DVD)
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