ミモ

テンプルちゃんの小公女のミモのレビュー・感想・評価

テンプルちゃんの小公女(1939年製作の映画)
3.2
インド育ちのイギリス人のお嬢様が寄宿舎学校に入り、父親が戦死したので屋根裏部屋で召し使いにされてしまう話。
世界名作劇場のアニメ小公女セーラを見て育った世代なので、こんなにセーラって明るかった??と戸惑うくらいたくましいシャーリーテンプル。さすが名子役だけあって、お嬢様姿も落ちぶれた姿も可愛い。一時間半の短さなので、あまり登場人物たちが深掘りされず、アニメなようなネチネチしたイジメもほとんどなく、サックリと終わる。
でも、最後の場面は父と再会できるのかどうかドキドキハラハラした。敵役のミンチン先生も、恋するローズ先生もどちらも美人。19世紀の美しい服装を見るのも楽しい映画。アニメに比べて、まったく悲観的でも暗くもなく、悲しい場面も明るいシャーリーちゃんのお陰でそんなに沈まずに見れる。ほっこりとハッピーになれる映画。
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