ドビー、お願いだからもう助けようとしないで……
クリス・コロンバス監督 2002年製作
主演ダニエル・ラドクリフ、エマ・ワトソン、ルパート・グリント
ハリーポッターシリーズ第2作
夏休みにイッキ見\(^o^)/
ヒットした映画って、2作目が大事ですよね~。
ヒットの勢いで続編決定し、2作目でズッコケる作品は数しれず……。
でも、このシリーズは何より原作がしっかりしています
( ˘ ˘ )ウンウン
その意味で、ストーリーへの不安はなし。
あとは原作の再現率が問題です。これだけ世界中に原作ファンがいる作品は無いですからね。ちょっとやらかしただけでも叩かれます( ゚∀゚)・;’.、グハッ!!
でも、やっぱりクリス・コロンバス監督は上手いですね~。安定の演出ですわ✧٩(ˊωˋ*)و✧
そもそも原作ファンの僕などは、あの原作世界が実写で観られる喜びに毎回歓喜してるんです。
プリベット通りのダーズリー家や9と3/4番線のホーム、そして、ホグワーツ魔法学校。それを大きなスクリーンで観られたことの喜び😊
子供のようにすごいすごいと喜んでました(^-^)
おそらくこのシリーズだけだと思うんですよ。家族全員でシリーズを観ているのって(゜Д゜)wao!!!!!!!!
別に強制しているわけではないので、それは作品の魅力がなせる技。すごいぞ、ハリーポッター(๑•̀ •́)و✧
そういやぁ、娘と嫁は原作も読んでるしね~。家族ぐるみでファン(笑)デモ息子ハ本嫌イ……(T_T)
原作を読みながら想像した世界が見事に再現される姿や自分の想像以上で描かれる感激。それはもうたまりませんよ!
例えば、今作なら、フルーパウダーを使うシーンで、ハリーが呪文を正しく言えず、ノクターン横丁に行ったシーン。偶然会ったハグリッドに連れられてダイアゴン横丁に行く時、ハグリッドがブロックの壁をトントンと叩くと開いていく壁~。
それを観て僕は「わぁ~、魔法って素敵~」って思うんですよね。もう、夢見心地!
さて、この第2作。ハリーたちは2年生になり、後輩もできます。その中にはロンの妹のジニーも……。
ハリーに憧れるおませなジニーですが、今回はある事件の当事者となってしまいます。
安全なはずのホグワーツで、何者かの手により仲間が石化されるという事件が起こる。実は、同様の事件が50年前にも起こっており、それは「秘密の部屋」の秘密にまつわる事件であるという。大切な友人を助けるために事件の真相を探るハリーたち……。という、今作は学園ミステリーの様相ですよね。
なんと言っても、日記をキーアイテムした発想が素晴らしいです。この日記もそうですが、シリーズを全部観終えている今となっては、「ああ~、これだったのかぁ」と膝を打つような話もありますし、この段階で撒かれた伏線が全部頭にあったローリングの才能にも驚きます!
でも、それらについては、シリーズ最後のレビューで語ります( ¯−¯ )フッ
また、テーマとして、魔法族の純血や混血という種族問題や人種差別が描かれます。ファンタジーではあるけれど、現代にも繋がる問題が暗に語られていますよね。そこは、児童文学ではあるけれども、大人も巻き込む作品となった所以です。
「名前を言ってはいけないあの人」との戦いでは、まだ魔法が未熟なハリーたちは彼らを守ろうとする力によってかろうじて勝つ感じですが、それでも取ってつけたようなところはなく、すごく計算されているのがわかります。
ヴォルデモートの名前のアナグラムなどは、コナン・ドイル卿の「シャーロック·ホームズ」を彷彿させますし、パーセルタングにまつわる話など唸ること必至です!
あと、忘れてはいけない……
それは今作で初登場する屋敷しもべのドビー\(^o^)/
彼が出てくるということだけでも、今作がシリーズの外せない1本足りえますよね。最初の登場のトンデモぶりからは考えられないほど、最後はあなたもドビーが好きになっていることでしょう(^-^)
イギリスの学制は11歳から中等教育が始まるので、ハリーたちも中等部からホグワーツに来ますよね。そして、中等教育の終わる18歳までの7年間がシリーズとなるんです。
そのため、ローリングは1年1巻という構成の全7巻でシリーズを考えていました。でも、原作も映画も、年一作ペースでは作れなかったため、映画を演じる役者、特に、子役はどんどん成長していくので、困ります(T_T)
可愛いハリーたちを見られるのは今作まで。次作はちょっと思春期に入り、成長途中の気難しい彼らと会うことになりますよ。お楽しみに(*´ ˘ `*)