Nadi

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団のNadiのレビュー・感想・評価

4.1
シリーズ5作目。正義である権力の間違った介入により、前作とは違う方向に怒りが沸く作品。

→魔法省がホグワーツに干渉。
「あなたは嘘つきです。例のあの人は復活してません。学校では規則正しく安全に勉強しましょう。いらない物や先生は排除します。」
などと政治の権力を行使して学校を引っ掻き回す。当然超最悪。

→前作炎のゴブレットにより起きた、例のあの人、の復活。それを恐怖で信じたくない魔法省の大臣は、ハリーとダンブルドアを嘘つきにしてホグワーツを抑えつける。
そして裏では、ハリーの味方、シリウス・ブラック率いる"不死鳥の騎士団"が、例のあの人に備え動き出し、ハリーも見つからないように"ダンブルドア団"を結成。
新しいちょっと変わった女生徒と、魔法省の(最悪な)全身ピンクの先生など濃いキャラクターが初登場します。

→序盤に珍しく、ロンドンの美しい景色の中ホウキでぶっ飛びます。電車に乗って移動も初。
そして頻繁にあの人が思い出され、命の危険を自覚した前作からいよいよ闘いに向けて動き出します。
ダンブルドア対ヴォルデモートの闘い。恐るべし闇の力にハリーは乗っ取られてしまうのか。
Nadi

Nadi