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ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団のmarimoのレビュー・感想・評価

3.8
もう、すっかりバトルもの。

冒頭から不穏感。
久々のダドリー登場に少し安心感と思ったら、すぐ吸魂鬼。
なんかもうヴォルデモートの暗躍で魔法界はしっちゃかめっちゃかです。

ロンドンを滑空する不死鳥の騎士団はシリーズ屈指のカッコよさ。

「不死鳥の騎士団」だったり、「ダンブルドア団」「高等尋問官親衛隊」とかとにかく厨二病まるだしのネーミング。大好物です。

そんな中で、とにかく腹が立つアンブリッジ。

ひたすらアンブリッジ。

この映画を観た後に記憶に残るのはアンブリッジ。

あの後、ケンタウロスに何されたんだかアンブリッジ。

と、まぁ、アンブリッジな展開が終わった後は、念願のバトルもの。
これまでのシリーズの主要な大人メンバー総登場でかなりテンション上がります。

あれ?クソ長い原作のはずなのに、駆け足になる事もなく収まってるな。
そっか、クィディッチも含めてサブエピソードごっそり無いわ。これは映画化としてはアリかな。

しれっと描かれる、ハリーの親父さんの性格の悪さ。なんだか、スネイプがすげぇ良いやつに思えてくる。
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