ペコリンゴ

特命係長 只野仁 最後の劇場版のペコリンゴのレビュー・感想・評価

3.3
記録。
「激生ごっくん!」

かつてテレビ朝日系列で放映されていた柳沢きみお原作・高橋克典主演のドラマシリーズ『特命係長 只野仁』の映画化作品。

この映画版は初見だけど、ドラマを視聴してた身としてはめっちゃ懐かしい!思い出補正の発動は不可避や(笑)

只野仁。大手広告代理店 電王堂勤務。
昼の顔は冴えない窓際係長。
しかしその裏の顔は…会長直々の「特命」を受け、社内外のトラブルを解決に導くスーパーサラリーマンである…!

てことで、ギャグとお色気満載の大人向けドラマとして世の男性視聴者に熱く支持された(女性支持率はゼロに近いかも)シリーズの劇場版なんですが、まぁやってることはドラマ版と変わり映えしませんし、映画ならではの何かもキャストの豪華さ以外は皆無。

だけど、あの一度聴いたら耳から離れないオープニングテーマや大人臭ムンムンのSE、笑かしにしか来てない「フン、フン、フン」のベッドシーンに、毎度悪ふざけ1000%のサウナのモザイクと、かつて僕らを熱狂させた要素はそのまま。

それが悪いとは言わないが、やたらと規制されてお上品になってしまった最近のテレビを嘆かわしいと思う今日この頃。こういう作品はもう地上波では無理なんですかねぇ。

って、殆ど映画の内容書いてねぇ!
あ、チェ・ホンマン出てましたよ(笑)
デカくてコミカル、飛行機から落ちても生きてるあたり『007 ムーンレイカー』のジョーズを思い出しました。

お風呂上がりのビールのあてには良い映画だと思います。