おだんごぱん

プルートで朝食をのおだんごぱんのレビュー・感想・評価

プルートで朝食を(2005年製作の映画)
3.8
こういうトランスジェンダーの方の映画とか人となりに触れると、日頃女性であることを怠っている自分に喝を入れられる気持ちになる。

女性らしさへの渇望があって、色んな面で女性らしさを表現しようとする努力に尊敬してしまう。

「綺麗に見える角度から撮って❤️」と言うのとか、学生時代、制服のシャツやベストをさりげなくデコっていたりとかがとても可愛いかった。

とにかくオシャレ。色んな経験をしながら、どんどん洗練されていって、最後の方とか、すっごい綺麗になってて、ほんと女性にしか見えなかった。

同じトランスジェンダーのお話でも、「リリーのすべて」とは雰囲気が違ってて明るい。時代の違いもあるだろうけど。

色んなことに巻き込まれるんだけど、へこたれないと言うか、運がいいと言うか。周りはすっごいシリアスなんだけど、彼女は常にポジティブ。でもバカなんじゃなくて、努力してそうあろうとしてるのが健気だった。

あと、音楽も良かったな。コマドリの演出もお気に入り💕

友達のチャーリーって、エージェントオブシールドのレイナだ。