エリー

四月物語のエリーのレビュー・感想・評価

四月物語(1998年製作の映画)
2.9
四月ってわたしにとってはあまりいい月じゃなくて、そこで会話する最初の同性もいい人じゃなかったし、調子が狂うというか、苦手な月だ。いい出会いは四月にはなかった。そういう入学時期の嫌な感じがよく出ていて懐かしくなったし恥ずかしくもなった。
サワコみたいな人ほんとに嫌。美味しいと思って食ってんのに美味しくないよね(圧)とか、こういう不快指数高い女。絶対友達になりたくない。卯月が不憫。

お隣の女性とかも不気味だった。付き合いもないのに夕飯誘う主人公の行動もどうかと思うけど、彼女の一挙手一投足が不気味で、五月になったら主人公に何かけしかけてきそうな気配がした。

まだ四月だけの話だから大きな動きはなく、どれもこれも種子みたいな感じで終わる。ほんとに始まりだけの話。

話としては短いけど四月を切り取った映画としてならそこそこいい出来だった。
松たか子ファミリー総出は笑った。
エリー

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