春なので春らしい映画を観たくなり鑑賞。
松たか子が出てるし、四月の話だし勝手に「あ〜した〜春が来たら〜♪」の曲が流れると期待してたが違った。
でもこっちの音楽も美しくて良し。
主人公の卯月は、何もわからないんです私キャラで見ててイライラするのだけど、まあとにかく二十歳の松たか子が初々しく、それを岩井俊二が春の魔法をかけたように美しく撮る。画をみてるだけで満足でした。
北海道から東京・武蔵野へ。何かも新しい環境で新しい生活。この設定わくわくするな〜。もうすぐ朝の電車にも新入生や新入社員たちが乗ってくる季節なのでそんな気分にぴったりの映画でした。
自分の中で市川準監督の『東京マリーゴールド』と並ぶ、春の上京プロモーション映画です。