Alskei

BLOOD THE LAST VAMPIREのAlskeiのネタバレレビュー・内容・結末

BLOOD THE LAST VAMPIRE(2000年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

すべてのシーンがかっこよさに満ち溢れてて、監督さん演出さん原画さんその他諸々スタッフさんありがとうございましたという気持ちで一杯になりました。
一瞬の止め絵なのにもう数秒止まってるんじゃないかと思えるほどの緊張感はたまらないです。

作画で特に僕の好みだったところは、冒頭の電車内で小夜が座席から勢いよく立って手前側に走ってくるところと、最後の倉庫での戦闘シーンです。
最後の倉庫での戦闘シーンでは、個人的メインヒロインであるところの保健室のおばちゃんの反応とかめちゃくちゃ好きでした。あと銃を撃つところから「Davi~d!!」「Saya!?」「Open the door!!!!」のシーンは、小夜の作画による必死さと「Open the door」の迫力ある演技が噛み合っててとても高まりました。

主人公が無口なのもあってキャラクターにあまり多くを語らせるような映画ではなく状況で見せてくれる映画でした。パーティーの始まる音とともに開始する戦闘は、観ているこちらも緊張感に包まれて楽しかったです。
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