あきしげ

スーパーマリオ/魔界帝国の女神のあきしげのレビュー・感想・評価

2.5
主演にも酷評される大コケ実写映画。

良かった点。

・50億円という莫大な製作費
・知名度だけなら世界のレベル
・グンバはお茶目な癒しキャラ

悪かった点。

・ゲームとは完全に別物
・原作の敬意がほぼない
・主演俳優が酷評をした
・娯楽作だがつまらない

世界一売れたゲームとして知られる。
『スーパーマリオブラザーズ』です。
その実写映画化という事で期待は大。

破格の50億円の超大作として公開された。
その結果が大コケという笑えない結末です。

監督側は自信満々だっただけに笑えないです。
それに加え、主演のボブ・ホスキンスが酷評。
しかも、その内容は監督たちの無能さが大半。

一応、本作は監督が二人と脚本が三人いる。
それなのに壮大な失敗という笑えない結果。
所詮、三流が束になっても三流のままです。

ボブ・ホスキンスはマリオに似ている。
ただ、頭髪が寂しいのはしょうがない。
あとはいつオーバーオールを着るのか。
残念ながら本作では着てくれなかった。
その代わり配管工の作業着を着ている。

弟のルイージはかなり設定が違う。
本作では血が繋がりがない設定に。
これにまったく意味がないという。
なぜか直感だけを信じる設定です。

ヒロインとなるデイジーも大きく変更。
クッパだってカメじゃなく恐竜ですし。
色々と脚色しまくって裏目に出た感じ。

どうやら任天堂はノータッチだったらしい。
マリオの生みの親である宮本茂も微妙なコメント。
ハリウッドでの実写映画化はその程度です。

ただ、金がかかっているから豪華です。
ディテールまでこだわっているっぽい。
これが面白さに繋がらない悲しき現実。

原作ファンは相当怒ったのだろうと思われる。
あきしげ

あきしげ