にっしー

ヒマラヤ杉に降る雪のにっしーのレビュー・感想・評価

ヒマラヤ杉に降る雪(1999年製作の映画)
4.0
モノクロームのような、色の少ない画面の中で、ハツエ(=工藤夕貴)の紅い唇がとても鮮やか
時系列が、映画の中でかなり行ったり来たりを繰り返すので、リズムがつかめるまで若干混乱するけれどストーリーが分かり難い訳ではなく、

幼なじみのイシュマル(=イーサン・ホーク)とハツエの、時代故に結ばれない恋を軸に、日系移民への人種差別を、差別する側の意識も、人権派の公正で正しい選択をしようとする言葉も丁寧に描かれている

弁護士の、陪審員に語りかける場面がとても良かった
と、幼い二人の密会のシーンが可愛い
鈴木杏ちゃん、子供の頃から可愛い!
けど、このシーンに幸せの予感はあまり感じないんだよなー、そりゃそうか、冒頭で二人の関係は明かされるもんね

映画の登場人物が「雪は美しい」と言うのだけれど、この映画の雪は、暗くて重苦しい景色を更に強調するように感じられて、テーマもテーマだし辛い…と、思っていたら、、、

ラストが😊
観たあと気持ちが明るくなる様な、あと味の良い映画だった