プロレタリア文学。いわゆるソ連の労働者階級の文学だが要は共産党のプロパガンダにすぎない。
共産党員は言う富裕層は敵だ革命を起こせ!と。
貧困は共産主義に幻想をもってしまう。実際は本当に幻想にすぎずさらなる地獄になるだけなのに。
共産主義は成功した国などなく結局は将軍様につかえるだけの奴隷だ。逆らえば粛清されるだけ。
ところが不思議なことに共産主義に幻想を持つ人間は後をたたない。
日本ではスターリンや毛沢東がいい人とされていたりもする。
愚民を騙すのはそれだけちょろいのかもしれない。
映画的には豪華キャストなのだが、西島秀俊が悪人として出てくるのはちょっと意外だった。この当時はこうゆう扱いだったのかもしれん。