ところどころにシュールなギャグが入ってて、そこまで鬱な気持ちにならず観ることができた。
集団首吊りシーンが始まったときに、あ、これ、うえぇってなるやつー…と思ったのも束の間、コミカルすぎて申し訳ないが笑ってしまった。
いや、いいんだよね、笑うとこだったはず。
マッチョ期よりも前のスリムな西島さんが見られると思ったが、
やっぱり酒をあおり、血のつきまくったコートを翻し、イケボでがなり倒し、ステッキで労働者をこてんぱんにどつきまわす、いつものハードボイルド西島だった。
この人が悪役やると、ダークヒーローみたくなってしまっていかん。
なんなら最後の「ざまあみろ」がかっこよく聞こえてしまって、そうじゃないだろって自分でつっこむ羽目になる。