黒澤明監督が戦後に戦中を描いた作品
GHQの監視下で民主主義奨励っぽくなっている。いわゆるプロパガンダっぽい感じです。
昔から黒澤明は「女を描くのが苦手」とあります。今作では原節子演じる幸枝が野毛との結婚を決断したり、取り調べを受けたりするシーンは自分の考えをしっかりと持っている女性を演じています。また、後半では泥にまみれて農作業している様子も力強さを感じます。
当時の社会背景から仕方ないと思わされてしまいますが、どこかに黒澤明監督らしさを観ることが出来ますね。
と言うか、タイトルがクサい(笑)