1964年の東京五輪を市川崑監督が撮っていた。ドキュメンタリーなのにアートの様に美しいカラーの映像!
56年前の好景気に沸く日本、
躍動感あふれる世界のアスリートたち、
そして気持ち高ぶる観客の笑顔、笑顔、笑顔!
いや〜、こんな鮮明なカラー映像でこの時代の空気感を味わえるのはなかなか無い、当時を知らない自分は特にワクワクします!
富士山をバックに聖火ランナーが走るショットの見事な事!
快晴の空に描かれる飛行機雲の五輪マーク、競技場から飛び立つ大量の鳩、その鳩に驚く海外の選手団や、当時のレトロなファッションに身を包む若者たちなど印象的な絵が沢山!空撮やスローモーションも駆使して映像美にこだわってる^ ^
鑑賞方法としては、今の五輪記録を片手に見ると結構面白い。男子100mの金メダリストが10秒00!だし、走り高跳びは全員ベリーロールだし、、これから起こるアスリートたちの進歩にも驚きます^ ^
(次のメキシコ五輪で、世界初の「背面飛び」の選手が現れるらしい)
もちろん柔道は無差別級があるし、有名なマラソン円谷選手の最終トラックや、女子バレーの金メダルシーンもみられる!
閉会式は国境やイデオロギーを越えて世界が一つになった様な盛り上がりで、胸が熱くなります。この映像見ると、やっぱり東京オリンピックやってほしいなぁって思いますねぇ^ ^