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新選組鬼隊長のアップルのレビュー・感想・評価

新選組鬼隊長(1954年製作の映画)
3.9
池田屋騒動から鳥羽伏見の戦いを経て新撰組の近藤勇隊長が投降するまでを重厚なタッチで描いた時代劇大作。武士道を貫く近藤勇を片岡千恵蔵が力演しています。大砲をバンバン撃ち込まれる戦闘の様子も、この時代の映画にしては迫力がありました。新撰組の事も近藤勇の事も疎いのでこの映画を観た限りの感想しか言えませんが近藤勇は全然鬼隊長ではなく部下思いの優しい隊長でした。新撰組の隊員達に慕われ、村の若者達にも尊敬される近藤隊長。リーダーとなった者にしか分からない苦悩や哀愁が物語の後半になるにつれ、ひしひしと伝わってきました。
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