前半は台詞も聞き取りづらいしヒロインの気性の激しさに圧倒されてしまい口ポカーンだったのだけど、後半の怒涛の展開で惹きつけられた。
GHQからの圧力があったとはいえ、ここまでそれまでの世の中と逆の方…
個人的に黒澤明監督作品の鑑賞は19作目
幸枝(演:原節子さん)のヒステリックな振る舞いは苦手に感じましたが、原節子さんはお美しいからこそ美しくない表情の凄みが圧巻で、美貌ばかり持て囃されがちだけれど…
黒澤明が初期に撮影した反戦映画!
当時と今ではこの作品の評価や感じ方が大きく異なると思いました!
女性の描き方もかなり先取りしていて決して派手さはありませんが驚かされます😎
原節子は一つの表情で様…
愛と依存、自己実現の関係について考えさせられる。自己実現は必ずしも自分の内から出るものじゃなくてもいいとは思うけども、やっぱり内から出たものの方がしっくりくる、と思っている自分に気付いた。
人を愛す…
後半の受難のシーンよりも、どうしても前半の幸枝に魅力を感じてしまうわね。糸川に土下座を強要する原節子の表情、あの数秒の表情の変化だけで前半のシーンの幸枝の置かれている状況や心情の多くを物語らせている…
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和製「風と共に去りぬ」。
序盤の土下座を強要し、見つめる表情、中盤のやかんのお茶の一気飲み、農作業に没頭する姿。原節子の演技力が凄すぎる。
物語の根幹は、どうしても男の考える女性像といった…
「わが青春に憎いなし」
原節子さん素晴らしすぎた。
無邪気で明るい原さんしか今まで見たことがなかったから、こんなにも野生的で人間味あふれる原さんを観て驚いた。
すごい女優だ。
序盤の「ねえ、土…
原節子が田植えを始めたあたりから、いつこちらを向いて「タラ…」と言い出すのかヒヤヒヤするぐらい、めちゃくちゃ風と共に去りぬだった。小津映画に慣れすぎていると、こんなにも動き回っている原節子の姿はなか…
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