オトマイム

グリニッチ・ビレッジの青春のオトマイムのレビュー・感想・評価

4.2
1950年代のNY、グリニッジ・ビレッジで役者を目指していたポール・マザースキー監督の自伝的作品。文句なしに大好き!仲間とふざけて踊りながら道路を横断したり、アパートで馬鹿騒ぎしたり、雨の中恋人の肩を抱いて歩いたり。あぁNYでこんな青春を送ってみたかった、と涎が出そうになるのは私だけではないはず(;´ρ`)

本作の魅力のひとつが、何気に駆け出しの頃の有名俳優が出てること。クリストファー・ウォーケンはちょっと影のある文学青年、オーディションで出会うチョイ役の濃い風貌の男は見覚えあるなと思ったら『ザ・フライ』のハエ男だった。ビル・マーレイも一瞬だけ出てる(初見ではわからなくて二度見しました^ ^)

ビル・コンティによる軽やかでレトロな音楽も良い。甘酸っぱくてほろ苦い素敵な作品(ლ˘╰╯˘).。.:*